アザミ◆『霊障の記録』 まとめ◆

Pocket

『霊障の記録』まとめです。

霊障の記録1 霊障の記録2 霊障の記録3

画像をタップすると、不可思議な現象に悩まされる女性の記述が出てきます。
では一気にどぞー。

 

 

霊障の記録詳細1

指先が何だかチクチクするな、と思っていたんです。
あまり痛くはなかったので、トゲでも刺したのかなって納得していたんですけど、部屋の隅に、さびた千枚通しが落ちていて。
…わたし、これで刺されてたんでしょうか?
いったい誰に?

 

霊障の記録詳細2

古びた人形を物置で見つけて、懐かしくなりました。
子供の頃に大事にしていたものだったのです。
よくこうやって頭を撫でて…。
でも…この人形、こんな顔をしていたでしょうか?

 

霊障の記録詳細3

朝起きると、目が痛くて開けないんです。
涙が出ていたのでとりあえず袖でぬぐうと、どこからか視線を感じました。
……床?
はっと下を見たら、目が開きました。
そこには誰かの顔があって、私の袖には血がついていました。

 

霊障の記録詳細4

家に帰ってきた瞬間、ゾッとしました。
部屋中に手の跡がびっしりとついていたのです。
どこからか笑い声が聞こえて、手の跡はふっと消えてしまいました。

 

霊障の記録詳細5

疲れているのでしょうか。
熱を出してしまいました。
ぐにゃりと歪む視界の中、なんとか家にたどり着き、ドアを開けると、そこは見知らぬ部屋でした。
古びた畳。ガラスの障子。薄暗い和室の真ん中に、黒い影――。
震える手で電気をつけると、いつもの私の部屋があるだけでした。

 

霊障の記録詳細6

寝苦しい夜です。
私は、暗闇の中で時計の音を聞いていました。
コチ…コチ…コチ…。
音がどんどん大きくなっているような気がします。
寝返りを打つと、布団からはみ出した手に、何かが触れました。
丸くて、つるりとした固い物――それに、髪の毛?
私は、何に触れているのでしょうか?

 

霊障の記録詳細7

「うしろの正面だあれ?」
夜、家に帰る途中に女の子の声がして、背筋が震えました。
見てはいけない。とっさに思いましたが、怖くて、我慢できずに振り返ったのです。
そしたら――何もいない。ほっとして前をみたら、人形が落ちていました。
「みいつけた」って。
その人形、そう言って笑ったんです。

 

霊障の記録詳細8

不気味な事が続いたので、部屋の掃除をする事にしました。
床も水拭きしての大がかりなものです。
窓ガラスを掃除していると、どうしても取れない汚れがありました。
3階の窓、外側からべったりついた指紋でした。

 

霊障の記録詳細9

さっきから見られているようなんです。
また床から?いえ、今度は背後からのような気がします。
すぐ背後にあるカーテンはさっき閉めました。
あの向こうには、指紋のついていた窓があります。
ガタガタと窓が揺れました。
風のせいでしょう。きっと、風のせいです。

 

霊障の記録詳細10

玄関のドアを開けた瞬間、目の前を何かが横切りました。
慌てて室内に入ったので、ぶつかることはありませんでしたが、多分、横切ったあれは、鎌と――いつか見た人形じゃないかと思うのです。

霊障の記録詳細11

タスケテ。そう書いたメモが部屋に落ちていました。
ぞっとしてその紙はすぐに捨てました。
私は布団にくるまり震えています。
助けを求めたいのは私の方なのです。
怖い。彼女が来る。アザミが、もうすぐそこに

 

 

以上です。

 

◆全体的なストーリー◆(というか設定?)

都心のアパート(orマンション)の3階に一人で住んでる若い女性。(イメージ的にはOLっぽい)
ある時、何らかの用事で田舎の実家に帰省した際、物置から懐かしい物を見つける。
それは、子供の頃可愛がっていた日本人形だった。
懐かしさに髪を撫でながら、でもどこか自分の人形とは違うような…?と疑問に思いながらも、それ以上は特に気にせず、また物置へと戻す。
その後、実家での用事も済ませ、自分の部屋に帰り、いつもと変わらない日常生活を送る。はずだった。……しかし直後から奇妙な現象が起こりだす……。

原因と考えられる人形を確かめようと再び帰省した彼女は、見知らぬ古い屋敷(異次元)に迷い込み、その世界から脱出するため呪いの人形を育てていく。

 

という感じでしょうか。ストーリーはあくまで個人のイメージです。

 

掃除より引っ越しを考えようぜ、とちょっと思った。引っ越しても無駄そうな雰囲気ではあるけど。

 

 

次は、『人形の記録』のまとめです。

 

Pocket